うちわの多様性

うちわの用途

うちわといえば、暑い夏に涼しい風を感じたい時使う道具であるということが一番に思いつきます。自分に向けて扇ぐこともあれば、他者に向かって扇ぐこともあります。うちわを手にしていれば、夏なら日差しよけとして使うこともできます。また、料理で寿司飯などの熱さを冷ましたい時にうちわを扇いで風を送る場面もあります。昔から家庭に密着したうちわではありますが、その他にもたくさんの用途があります。

今の時代にも通ずることなら、夏祭りでの盆踊りには欠かせない小物です。片手にうちわを持ちながら踊ります。拍子をとるために手を打つ代わりにうちわを打ちます。輪になった踊り手が皆うちわを持っていたら、とても様になって格好がつきます。おしゃれな絵柄なうちわもあれば、企業広告が入ったものは宣伝効果を促す役割も果たします。ノベルティとして配られることも多くあります。その他には、戦国時代に勝者への軍配を意味するものとして、家紋を記し戦場に持っていっていました。また江戸時代には、家事が起きた時には火消の道具として、大きなうちわを使って風をおこしていました。火の粉を払うなど人的被害を防ぐために使っていました。消防においての必需品としていたのです。現代では考えられませんが、今のように優れた機械的消火活動がなかった頃には、人間の知恵でうちわを使っていたのです。このようにうちわは、安全な家庭の小道具から火事のような大きな防災道具にまで、臨機応変に使われてきたのです。

うちわと扇子

暑い夏に人力で涼をもたらしてくれる道具が、うちわと扇子です。どちらも日本人なら一度は使ったことがあるでしょう。また、どんなに若い人にも、夏には欠かすことのできない小物として時代と共に受け継がれています。うちわと扇子の違いは、まずは形です。うちわは漢字で書くと「団扇」となります。まさに大きな扇・・・
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うちわの産地、丸亀市

日本製のうちわが、どこの県で作られているかご存知ですか。香川県丸亀市はうちわの産地として有名です。その生産量は日本一で、全国の竹うちわの約90%を占めています。そのため、市の特産品として1995年にうちわの港ミュージアムという総合博物館も建設されました。館内では、うちわの長い制作工程が・・・
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コンサートとうちわ

うちわの用途は、本来扇いで涼しい風を感じることです。一般的には夏の風物詩として季節感が感じられる小物です。近年、歌手のコンサートでうちわが応援グッズとして一年中活用されています。扇ぐためではなく、うちわを振って使うのです。顔より大きいサイズのうちわ表面部分に、お目当ての歌手の名前や・・・
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